当店の自転車が出演する映画『風にのるはなし』が国際映画祭で受賞しました!
当店で監督さんのイメージに合わせて作りあげた自転車にまたがり、主人公の女性が疾走しながら独白するという吉開菜央監督の映画『風にのるはなし』が今年からはじまったアラスカ、フェアバンクスの MôTif Film Festivalで『Best Experimental Film』に選ばれたそうです!うわぁ〜〜スゴイ!開催1回目の記念すべき時に受賞とは素晴らしい!おめでとうございます!!
レトロママチャリという珍しい自転車を扱っているからか、テレビや映画の小道具として自転車貸してくれ(しかもタダで)といった問い合わせは多いのですが、ボロボロにされた事があるので大体お断りしてます。しかし、この映画の吉開監督は自ら当店まで足を運んでくださり、さらに最初は買い取りたいとおっしゃってました。「映画の顔になるのでずっとイメージに合う自転車を探していたが、見つからないのでオーダーしたい」との事。色や形はもちろん、主人公が喋っていない時に聞こえる後輪のラチェット音までこだわってらっしゃり、お話伺っていてその映画への想いが私にも伝わってきました。 そうゆうことならと、全面協力をこちらから申し出て、イメージ通りに組み立てた車体とラチェット音が違う後輪をご用意しています。
そんな、私としても思い入れのある映画が外国で賞を頂いた事は自分ごとのように嬉しいです。 吉開監督改めて受賞おめでとうございます。
ミニシアター系の映画なので目にする機会は少ないのですが、もしご覧になったらスクリーンを元気に走り回るピンクのレトロなママチャリを見てやってください。あっエンドロールにレトロサイクルの名前もちゃっかり載せてもらってますw そして映画祭公式サイトのキャプチャにもウチのママチャリが上半分写ってます。感激です(T ^ T)
レトロサイクルのリノベ作業も佳境に入り、年内には完成か??という所まで来ましたが、『風にのるはなし』で使用したピンクのママチャリは展示しようと思ってます。監督さんの細部までのこだわりをぜひ見てあげてください。
■MôTif Film Festival
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